これまでさまざまな方法で若ハゲの改善に取り組んできたわけですが、どの方法でも私の若ハゲが改善されることはありませんでした。
そんなある日、大豆製品が薄毛の改善に効果的だというテレビ番組をふと目にした私。
一人暮らしを始めたこともあって乱れに乱れまくっていた食生活を見直すことで、多少は弱々しくなってしまった髪の毛の改善にも影響を与えてくれると期待したのです。
そこで、食生活の改善による若ハゲ対策を取り組み始めました。
もちろん、食生活の改善で若ハゲが治るとは思っていません。
それで治るなら、薄毛治療クリニックなんて流行りませんからね。
でも、薄毛の改善に効果的だと言われている食材についていろいろと調べていくと、
- 食生活が乱れているとますます薄毛が加速していってしまうということ
- 食生活を見直すことでこれ以上若ハゲが悪化するのを防ぐことができる
という事実がわかりました。
そこでこの記事では、
- 若ハゲになってしまった当時の私の食事内容と頭皮の状態
- 食生活を見直した結果、私の薄毛はどのように改善したのか
- 若ハゲの悪化を防ぐために普段の食生活で意識したこと
- 薄毛の改善に効果的な食材
などについて、私が調べた結果と実践した結果を元に解説していきたいと思います。

乱れた食生活が薄毛の原因?私の主な食事内容と頭部の状態

若ハゲの症状が日に日に目立つようになっていた当時、私の食生活はかなり乱れていました。
というのも、地元を離れて東京で一人暮らしを始め、毎日仕事に追われて自炊をするような時間がなかったからです。
そのため、毎日の食事はほぼ外食で、ファーストフードやラーメンなど毎日好きなものばかり食べていました。
また、少し早く仕事を上がれた日は駅前のスーパーの惣菜にするようにしていたのですが、惣菜も揚げ物ばかりを購入していました。
そんなこともあって、当時の私の頭皮と髪の毛の状態は最悪の状態。
頭皮は赤くなり、油でギトギト。
それに引き換え髪の毛はパサパサで、以前のイキイキとした髪の毛の状態とは比べ物にならないほどヒドいものでした。
そういったこともあって、「食生活を改善してみよう!」と思いたったわけです。
食生活を見直した結果、私の薄毛は改善した?悪化した?

乱れまくっていた食生活を見直すことで若ハゲの症状も改善できるのではないかと考えた私は、食生活の改善を実際に3ヶ月ほど試してみました。
しかし、冒頭でも紹介させてもらった通り、食生活の見直しで私の若ハゲが改善されることはありませんでした。
ただ、何も成果がなかったわけではありません。
食生活を見直し、頭皮や髪の毛に良いと思われる食材を積極的に摂取するようになったことで頭皮と髪の毛の状態が明らかに良くなってきたのです。
それにともない、薄毛の症状の悪化にも歯止めをかけることができました。
つまり、私と同じように食生活が乱れていることで頭皮や髪の毛に元気がなくなってしまっている方の場合、食生活を見直すことで頭皮や髪の毛に元気を取り戻すことができる可能性があるということが証明されたわけです。
若ハゲの悪化を防ぐために普段の食生活で意識したこと

食生活の見直しで若ハゲの悪化を防ぐことに成功したわけですが、特に特殊なことや難しいことをしたわけではありません。
私が行ったものは、どれも今日から始められる簡単なものばかりです。
ここからは、若ハゲの悪化を防ぐために普段の食生活で意識した6つのことについて詳しく紹介していきます。
若ハゲの改善に効果的と言われる食材を積極的に摂取する
若ハゲの悪化を防ぐために普段の食生活で意識したことの中で最も重要視したのが、「若ハゲに良いとされる食材を積極的に摂取すること」でした。
具体的な食材は後ほど詳しく紹介していきますが、若ハゲの改善に効果的だと言われている食材をいくつかピックアップし、それらの食材を最低でも毎食一種類は摂取するようにしていました。
揚げ物を控える
揚げ物など油分の多いものを摂取しすぎると頭皮の毛穴に油分がつまり髪の毛の成長に悪い影響をあたえるという情報を目にしたため、揚げ物の摂取も極力控えるようにしました。
それまでは毎日のように揚げ物を摂取していましたが、食生活を見直すようになってからは週に1、2回程度にまで減らしました。
ファーストフードを控える
ファーストフードは体に良くないのはもちろん頭皮や髪の毛にも良い影響をあたえません。
何よりファーストフードでは、髪の毛の成長や健康を維持するのに必要な栄養素を十分に摂取することができません。
それまでは週に2、3回はファーストフードを食べていましたが、月に2、3回ほどにまで減らしました。
カロリーを取りすぎない
食生活を見直す前の私は、上京する前よりも10キロ近く体重が増えているというかなりマズい状況でした。
肥満も若ハゲの原因になりうるということを聞いたことがあったので、カロリーの摂取量にも気をつかうようにしました。
また、揚げ物やファーストフードを極力摂取しないようにしたことも、結果的にカロリーの過剰摂取を防ぐことにもつながったのではないかと考えています。
甘い飲み物を控える
私は甘い飲み物が大好きで、ジュース、カフェ、紅茶などを毎日のように飲んでいました。
こういった甘い飲み物には砂糖はもちろん、さまざまな人工の甘味料や成分が使用されているので頭皮や髪の毛に良い影響をあたえません。
そこで毎日のように飲んでいた甘い飲み物を極力控えるようにして、基本的に水を摂取するようにしました。
アルコールを控える
薄毛とお酒に直接的な関係はありませんが、お酒を飲むとついつい何かをつまんでしまいたくなるので、余計なカロリーを摂取しないためにアルコールの摂取も極力控えるようにしました。
自宅での飲酒を控え、毎週のように参加していた飲み会も月に1回ほどまで減らし、アルコールを摂取する機会を設けないように意識しました。
実際に取り入れた主な食材

若ハゲの悪化を防ぐために食生活の改善に乗り出した私ですが、その中で最も意識したのが「薄毛に効果的だと言われている食材を積極的に取り入れること」です。
ここからは私が実際に取り入れた食材について詳しく解説していきます。
鶏肉
意外かもしれませんが、私たちの髪の毛はそのほとんどがタンパク質で構成されています。
そのため、普段の食生活でタンパク質をしっかりと摂取することが重要になってくるわけですが、タンパク質が豊富に含まれているのが「お肉」です。
そして数あるお肉の中でも特におすすめなのが「鶏肉」です。
鶏肉は高タンパクな上に牛肉や豚肉に比べると脂肪分が低いので、薄毛の原因の一つである肥満の予防にもつながります。
サバ
青魚も薄毛に効果的な食材の一つです。
青魚に含まれるEPAという成分には血液をサラサラにしてくれる作用があるのですが、血液をサラサラにすることで血行が促進され、頭皮や髪の毛までしっかりと栄養が行き届くようになります。
私は青魚の中でも特にサバが好きなので、サバの味噌煮などを良く食べていました。
卵
食生活で薄毛を解消したいなら、卵もぜひ取り入れてほしい食材の一つです。
卵にはタンパク質だけでなく髪の毛の成長を促す「ピオチン」というアミノ酸も豊富に含まれています。
ただし、黄身と白身をかき混ぜるとピオチンの働きが阻害されてしまうので、ゆで卵として取り入れるようにしてください。
納豆
納豆はAGA型の薄毛にも良いとされている数少ない食品です。
納豆にはAGAを引き起こすDHT(ジヒドロテストステロン)の活動を抑制する働きがあるため、薄毛の症状が悪化するのを防ぐことができます。
実際に私は毎食納豆を食べていました。
野菜
野菜は髪の毛の成長に欠かすことのできないビタミン類を多く含んでいる食材です。
ビタミン類は、頭皮の健康状態を維持したりタンパク質を元に髪の毛を成長させるためのエネルギーを届けたりと、健康的な髪の毛にとってなくてはないないものです。
私は主に、ピーマン、ほうれん草、人参、たまねぎなどを摂取するようにしていました。
キムチ
キムチにはカプサイシンという成分が含まれていますが、カプサイシンには血流を良くするという効果が期待できます。
髪の毛や頭皮への栄養は血液を通じて運ばれるため、血流を良くしておくことはとても重要なことです。
私は納豆と合わせる形で毎食少量のキムチを食べていました。
シナモン
シナモンが薄毛に効くというのはテレビによって広まったので、知っている方もいるかもしれませんね。
薬として用いられることもあるシナモンには、頭皮や髪の毛の環境を整えて抜け毛を予防するといった効果が期待できます。
毎朝キムチ納豆だと飽きてしまうので、ときどきシナモントーストを食べていました。
まとめ
食生活の見直しで薄毛が劇的に改善されるようなことはありませんでしたが、薄毛の進行を遅らせることはできたかなと感じています。
何より、見直す前の食生活をずっと続けていては、仮にAGAじゃない人でもきっとハゲてしまうでしょう。
なので、もし食生活が乱れているなと感じていてなおかつ薄毛になってしまっている人は、一度食生活を見直してみてください。
きっと何かしらの変化を実感できるはずですし、薄毛の原因が食生活の乱れによるものであれば、あなたの薄毛はきっと改善します。
とはいえ、私の薄毛は今回も改善されなかったため、私の薄毛対策はこの後も続いていきます。
