「工場で勤務すると単純作業ばかりだが、給料が高い求人もある!?」
そんな噂を聞き、41歳未経験の私でも工場勤務が可能なのか調べてみました。
最初は、工場勤務というと「ずっと同じ事をする流れ作業で、ただただ仕事が面白くなくて重労働な仕事」というイメージがありました。
しかし、調べていくと実際の工場勤務は流れ作業から技術が必要なものまでさまざまのようです。職種にもよりますが、いろいろな種類の仕事があるということですね。
いろいろな種類の仕事があるということは未経験者にも転職のチャンスがあるという事。
そして、さらに調べていくと、工場には正社員として勤務する以外に、いろいろな採用形態があり、中には給料がかなり高い求人もありました。
「転職だから、正社員しか頭にないよ!」
って思っていた私でも、「この条件なら正社員じゃない方が良いかも!」って思えてきたほどです。
なぜ正社員じゃない方が良いか気になりますか?
その理由や仕組みについても詳しく解説していきます。
この記事では、「工場勤務を検討する際に私が気になった12個の疑問」をピックアップし、それに対して詳しく解説していきます。
※トヨタ・日産は本当に高額でした。
工場勤務は41歳未経験でも可能かどうかについて

41歳未経験の男性が本当に工場に転職できるのか。少しでも可能性があるのか?体験談などを元に真剣に調べてみました。
日本全体の流れとして少子高齢化がどんどん進んでいる現状を考えると働く世代が減り、人手不足となることは必須の状況です。
この流れからしてミドル転職者も十分にチャンスであることがわかりました。では実際に工場の仕事はどうなのか。
41歳未経験者が工場へ転職できる可能性は本当にあるの?
厚生労働省公式ホームページより、各種数値を調べたところ、生産工程の職業(工場などで働く職業)全体の有効求人倍率が1.73倍(パート除く)と高めの数値であることがわかりました。(全職業平均1.36倍)
つまり、全体と比較すると転職しやすい状況ですね。
前年の数値よりも伸びており、年々有効求人倍率が上がっているのも厚生労働省の資料で確認できます。
工場の職種によっては有効求人倍率3倍超のものもありますので求人を探す際は職種もよく確認した方が良いでしょう。
実際に工場の求人を探してみても年齢不問の仕事が多く存在し、中には40代活躍中などの記載があり積極的に採用している背景が伺えますね。
ポイント
41歳未経験でも工場勤務の仕事に転職することは十分可能のようです。ただし、職種や処遇面に転職のしやすさは変わってくるので、転職前はしっかりした事前調査を行いましょう!
40代で工場勤務の現実は?
40代未経験者が工場勤務するには辛い事が多いというのが現実のようです。そりゃそうですよね。
何の職業に就くにも新しく習得しなければならない知識や技術、その上人間関係まで新しく作らなければなりませんので大変なのは当然です。
それが40代で未経験となれば想像以上でしょう。
工場勤務では体力的な面や工場特有の暑さ、寒さなどキツイであろう局面は容易に想像できますね。
それでもミドル転職者がいるのも事実です。その理由は「コミュニケーションが不要」であったり、「処遇や給料が良い」というメリットがあるからでしょうね。
ポイント
40代での転職は失敗はできません。自分が工場勤務に向いているタイプなのかをよく確認した上で、納得できる勤務先を選びましょう!そのためには様々な情報に触れることが重要です。
工場勤務に向いている人はどんな人?
工場勤務と言っても扱う製品によって内容が変わってきます。又、重いものを持ったり、長時間立ったまま仕事をこなしたりと大変です。これだけでも気持ちが萎えてしまったという人は間違いなく工場勤務が向かないタイプです。
工場勤務に向いているタイプをまとめると以下の3点が該当します。
- 同じ作業を黙々とこなす事ができる。
- モノづくりが大好き。(モノづくりならのめり込める)
- 立ち仕事でも気にならない。
集中力があり、モノづくりが好きというのが必須と考えておきましょう。
全ては【モノづくりが好き】という気持ちを持っているかどうかです。
この気持ちさえあれば集中して黙々と仕事をこなすことができますし、自主的に新しい知識や技術を学びたいと考えます。体力的な面は好きであれば何とかなるでしょう。
ポイント
本当にモノづくりに携わりたい気持ちがあれば、単純作業でも苦にならない。単純作業が嫌いなら、工場勤務はあきらめましょう!
40代未経験者が工場へ転職する前に知っておきたい疑問点

40代未経験で転職するのってかなり不安です。
やっぱり失敗できない気持ちが強いというのが正直なところ。その不安を払拭するには、工場勤務に関する疑問点や予備知識をできるだけ持ち合わせなければいけません。
精神論にはなりますが40代の未経験者が最も重要なのは【やる気・根気・体力】です。気持ちをしっかりもって仕事ができるように不安な点を無くすことが大事です。
そんな40代未経験者が工場で転職活動をする前に知っておいた方が良い項目をまとめてみました。
工場勤務のメリットとデメリットは?
工場で働く上でのメリットとデメリットはおさえておく必要があります。
特にデメリットは必ず事前に調べておきましょう!なぜなら仕事を開始してから【こんなはずじゃなかった・・・】なんて思うような仕事だったら最悪の事態(すぐ退職)になりかねないからです。
悪いことも含めて働いてみたい、悪いことも含めても今の仕事よりもメリットがあると思った上で転職するのと、何も調べずに転職して悪い点を知るのとでは大違いですのでしっかりメリットとデメリットを確認していきましょう。
工場勤務の代表的なメリット
- 他業界と比較してコミュニケーション力は求められない傾向にある。
- 未経験でも転職しやすく、同じように入社した社員がいる。
- 比較的、休みはしっかり取得できる。
- 大手企業の工場なら給料が高い。
コミュニケーションに悩まされてきた人には良い職場になりやすいと言えるでしょう。又、休みはしっかり取得できる企業が多い傾向です。
もちろん企業によって違いますので全ての会社がそうではありませんが前もって情報を取っておけば労働環境の整った会社は探せるでしょう。
そして、最大のメリットは給料面で優れているという点ですね。
デメリット
- 単純作業を繰り返す仕事だとモチベーションが下がる。
- 体力的にきつい。
- 仕事によっては夜勤がある。
- 危険な労働環境。
一言でいえば【キツイ!!】ということですね。立ち仕事ですし夜勤はあるし(無い企業もあります)おまけに危険だしとデメリットは多く存在しますが慣れてくればキツイとは思わなくなるようです。
慣れるまでは根気が必要な仕事とも言えますね。
ポイント
メリットだけを見て工場勤務の求人に応募するのは危険ですね。デメリットを知っておくと、仕事は続けやすくなります。
40代で工場勤務者の給料はどのくらい?
下表は40代の産業計と製造業計の年収を年代別・規模別にしたものです。
この表からまずわかることは製造業の年収は産業全体平均と比較すると低いことです。
40~44歳までの産業計は約358万円なのに対して製造業計は約337万円です。年齢や規模別で確認してみても全て平均を下回っているのが製造業年収の現状です。
ちなみに45~49歳の製造業計は約377万円(産業計394万円)となっています。
前職の給与にもよりますが40代未経験者が転職をした場合、年収アップはあまり望めないと考えておきましょう。
一方、大企業なら話は別です。製造業40~44歳の小企業年収平均294万円に対して大企業年収平均は389万円と95万円も違います。
工場勤務のメリットはここにあります。
好条件で働きたいなら、必ずトヨタや日産などの大手自動車メーカーやそれに匹敵する工場勤務を選択しましょう。
ポイント
大企業の方が、給与面だけでなく休暇や福利厚生など、様々な面で恵まれていますのでメリットが大きく、それが働きがいに繋がります。
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40代で工場へ転職して体力面は大丈夫なの?
【体力的にキツイ】という声が多いのも事実です。特に40代ともなると若い頃のような体力はありませんので容易に想像がつきますよね。暑さ、寒さのなかでの作業であったり、夜中の勤務であったりと体力が消耗する要素をたくさんもっている仕事です。
その他にも立ち仕事が基本であったり、工場内では騒音は当たり前のようにあります。
色々な面で体力勝負となる仕事と言えます。しかし、こういった仕事でもキチンと対策を打てば体力的にも十分対応できるでしょう。
睡眠をしっかりとって、体力を蓄えることを怠らなければそれほど体力面を気にする必要はありません。
ポイント
工場の仕事ってどんな仕事なの?
工場の仕事は単純な流れ作業を黙々とこなしていく仕事から難しい技術の必要な仕事までさまざまのようです。
又、作るものが食品なのか機械なのかそれとも化粧品なのかで変わってきて機械を使って作ったり、手作業で作ったりと様々です。ですが品物を作るということはどの工場でも共通していること。
立ち仕事で同じ作業の繰り返しというのが工場での仕事の基本と考えておきましょう。
画像でイメージするとこんな感じです。

根気のいる仕事であることは間違いありません。
単純作業であったり、繰り返し作業、立ち仕事が嫌ということなら向かないと考えた方がよいでしょう。
ポイント
工場勤務は慣れるまで我慢が必要!?
40代未経験で仕事を始めるので不安はつきもの。本当に自分が工場の仕事になじめて行けるのだろうか!?と考えてしまいます。
40代未経験から工場勤務をする場合【キツイ仕事】と感じる人が多いようです。仕事はそれぞれ大変な事がありますが工場未経験だと工場での仕事での大変な事も未経験です。
今までやってきた仕事の中でもキツイ事はたくさんあったはずですが、工場での仕事に経験値がないのでキツイと感じているだけなんです。
慣れるまでは忍耐力が必要のようです。
根拠として新卒で入社した人材がどれだけ離職せずに続けている状況にあるかを目安にしました。
下記は参考までに新卒の入社3年後離職率を表しているものです。
青塗りされている業種は離職率が平均値よりも低くくなっています。ここで注目したいのが製造業です。産業別での離職率の低さでは3番目に低い数値となっています。
この離職率は給与の良し悪しや休日の多さ、労働時間の長さ等、多くの要素があるのも事実です。しかし、それらも含めて我慢ができなかったという人が少ないということはある程度仕事に慣れてくれば継続して続けられる環境があるということです。
我々、40代なので年代は違いますが離職しやすい労働環境なのかどうかの判断基準にはなります。身体が慣れてくれば比較的働きやすい環境があると考えて良いでしょう。
ポイント
現在募集中の主要自動車メーカーの工場勤務従業員
(クリックすると求人ページに移動します)
40代未経験者が工場へ転職を成功させる為の手順について

40代未経験者が工場へ転職すること自体、十分にチャンスがあるようです。しかし、超売り手市場かというとそうではなさそうです。
ある程度、ふるいにかけてくるのは予測できますし、そのふるいにかからず転職成功させるには成功手順を踏む必要があります。
ここでは40代で工場転職を成功させる為の手順をできるだけ分かりやすく解説していきます。
求人申し込みで「工場へ転職したい理由」を明確にする意味は?
採用側の立場で考えると転職したい理由って非常に大事ですよね。いくら「単純作業の工場勤務」でも、今の仕事が嫌で逃げたいから他の職に就きたいという人は採用したがらないでしょう。
きちんとした前向きな理由があるというのは第一印象として重要です。
メリットでも解説しましたが、工場勤務での仕事はコミュニケーションをあまり求められません。どちらかというと作業を黙々とできるタイプなのかという点を見ているようです。
作業を黙々とできるのにはざっくり言うと
- 性格が仕事に合っている事
- モノづくりが好きな事
です。なによりもモノを作ることが好きというのは大事なポイントです。この【好き】という気持ちが仕事に対するモチベーションにつながります。自分自身の正直な気持ちがどうなのかまずはまとめてみましょう。
ポイント
40代未経験で工場へ転職したい場合の志望動機はどうしよう?
転職理由がはっきりすれば次に志望動機を考えておきましょう。ポイントは3点です。
- なぜその会社を選んだのか。なぜその会社でなければならないのか。
- 会社に入って何をやりたいと考えているのか。
- そのやりたい事への熱意はいかほどなのか。
①の【なぜその会社を選んだのか】は非常に重要なポイントです。
その会社でなければならない理由が明確だと採用担当に気持ちが伝わりやすくなります。
更に②の会社に入って何をやりたいか。③やりたい事への熱意はどれほど大きいものなのか。をしっかりと考えをもった答えができれば100点です。
採用側は熱意のある人材は、成長の伸びしろが大きいと考えています。その熱意をぶつけられる場が当社であれば間違いなく会社の力になってくれるだろうと考えます。
志望動機の例は以下のようになります。
例
幼少期からプラモデルなどが好きで、いつかはモノづくりの仕事がしたいと考えていました。そこで千葉県内の製造業を検討していたところ、貴社の求人に興味を持ちました。
印刷機器という業界は初めてではありますが、貴社のプリンターは自分自身も使用しているため馴染みが深く、身近な製品をつくれる点に魅力を感じております。
また、業界内で高いシェアを獲得している企業でありながら、他社より少数精鋭で工場を運営しているという部分も興味をひかれた点の一つです。
個人の業務範囲が広く、将来的にはより効率的な生産体制の構築などにもチャレンジできるとのことでしたので、製造技術はもちろん、ビジネスパーソンとしての幅広いスキルを磨ける環境であると感じました。
飲食店でアルバイトリーダーをしていた際、店長と共に業務フローの改善なども行なっていたため、創意工夫しながら仕事に取り組む姿勢を貴社でも活かせるのではないかと考えております。
このような形で①~③のポイントを抑えた上で志望動機をまとめておきましょう。
40代未経験者が工場へ転職する場合の面接のポイントとは?
面接では自分の口ではっきりと伝えることが求められます。ここまでで考えてきた転職理由や志望動機を前向きな形で伝えられるようにしておくことが大事なポイントになります。
そして必ず聞かれるのは現職の退職理由(退職しようと考えている理由)を聞かれます。これも前向きな形で答えなければなりません。
人間関係の不満や待遇面の不満などはマイナスに取られますので面接では言わないように注意しておきましょう。
本気で工場勤務がしたい!!と考えているなら難しく考えず、はっきりと考えていることを前向きに伝えられるようにすることだけに集中しましょう。
ここまで説明した内容を転職エージェントの力を借りながら進めていくのも1つの方法です。履歴書や職務経歴書の書き方、面接のポイントなど採用されるためのポイントをしっかり教えてくれるので採用される確率が確実に上がります。
又、その業界の採用担当がどんな人を求めてるのかも知っていますのでより有利に転職活動を進めることができるので、気になる方は活用してみましょう。
ポイント
業界最大手の転職エージェントサービス「リクルートエージェント」なら、様々な転職サポートが全て無料で受けられます。もちろん、面接対策や履歴書の書き方のアドバイスも。
履歴書の書き方や転職相談だけ行う人もいますので、気軽に登録し、便利に活用しましょう。
40代未経験者が工場求人を探す場合の方法は?
40代の未経験者が工場求人を探すにはいくつか方法があります。
- 工場専門の転職サイトへ登録して求人を探す。
- 転職エージェントに登録して色々な事を相談しながら求人を探す。
- 紹介予定派遣の求人を探して仕事内容や社内の雰囲気などを把握した上で正社員にしてもらう。
- 経験を積むという意味でもトヨタなどの期間工で働いて次の転職の武器とする。(工場勤務を経験しているので次回の転職活動に有利になります)
40代の未経験者ですので転職エージェントへの相談というのがべストですが、敢えて正社員ではなく紹介予定派遣で探してみたり期間工での仕事をしてみるというのも経験となります。
紹介予定派遣や期間工で仕事をするメリットは経験値が上がること、工場での仕事を知ったうえで転職できることです。
正社員ではないので辞めても経歴に傷がつなかいのもメリットですね。
固定観念で正社員だけを探すのではなく、非正規の求人も話しだけでも聞いてみましょう。逆に道が開かれる可能性がありますよ。
ポイント
正社員だけではなく、いろんな働き方で工場勤務を探してみると、予想以上に好条件が見つかりますよ。
高い給料を求めるなら「期間工」がおすすめ(地域制限あり)

正社員ではありませんが、高い給料を求めるなら1年間や2年間限定で工場勤務する「期間工」がかなりおすすめです。その理由は大手企業の工場で経験値を上げながら高い給料をもらえるからです。
40代で工場勤務未経験のあなたにとって魅力ある選択肢と言えるでしょう。他にも多くのメリットがありますのでまとめてみました。
- 大手企業で働く事で多くの技術を学ぶ機会がある。(未経験者から経験者になれる)
- 多くの場合、正社員登用制度がありますので大手企業の工場で正社員として採用してもらえるチャンスがある。
- 労働時間や休日の条件が良い傾向にあるので自分の時間がとりやすい。(しかも給与が高い)
- 食事補助や支給される手当が多くお金が貯まりやすい環境で働ける。
魅力あるメリットが多く存在しているので正社員じゃないから止めておこうというにはもったいない条件です。
こんな人におすすめです。
①工場勤務未経験の人
理由:ズバリ、工場勤務の経験者になれるからです。もし正社員登用とならなくても次に活きる経験になります。
②職場の雰囲気、社風、人間関係などをキチンと確認してから正社員になりたい人。
理由:40代での転職は失敗できません。入社してみないと分からないというのは不安なものです。職場環境を知ったうえで転職できるのは理想ですね。
もちろん正社員に登用されないケースもあるということは理解しておきましょう。
③大手企業で安定した収入を得たいと考えている人。
理由:普通に考えたら40代で大企業の工場に転職するのは非常に難易度の高いものです。給与も恵まれていて休日も多い、福利厚生も充実しています。
ミドル転職者で工場未経験者は普通に受けても受かる可能性が低いのが事実です。そんな大手企業で正社員になるチャンスがあるだけでも価値ありです。
このように多くのメリットとチャンスが生まれるのが期間工の魅力です。
現在募集中の主要自動車メーカーの工場勤務従業員
(クリックすると求人ページに移動します)
40代で工場に転職した人の実際の声

例1 40歳でトヨタ自動車期間工へ転職した失敗例
実際に期間工として働いてみて、自動車の生産ラインが予想以上に自動化されていることに驚きました。また、少人数で大規模な工場が運営されている点にも驚かされました。これが日本を代表する企業の工場なのだと感嘆させられました。
しかし、期間工の立場としては、1週間ごとに昼間勤務と夜間勤務を交代して働いたため、肉体の疲労を解消することは困難でした。そのため私はしばらくした後、契約期間満了とさせてもらいました。もっと体力があれば、仕事を続けさせてもらっていたと思います。
これから期間工をやられる方へのアドバイスとしては、体力をつけておくことをお勧めします。そして、長い期間働けば、満了慰労金などが高額になっていく仕組みとなっており、お金を貯めることができる点は強調したいと思います。
コメント
この方は仕事自体は魅力があり継続したかった思いがありましたが体力不足で退職をしてしまったというケースです。ある程度の体力は必要だということですね。
デスクワークから転職を考えている方は普段から意識して体力つくりをしておいた方がよさそうです。
例2 46歳 会社が倒産。生活費を稼ぐために期間工へ転職。
前職が倒産してとりあえず生活費を稼がないといけなかったので、思い切って飛び込んだ期間工でしたが、35ヶ月間の有期契約をのぞけば至って普通に働ける環境でした。
寮生活になると人間関係などで違うのかもしれませんが、割り切って働いてお金を稼ぎたいという方には問題ないでしょう。
もし、会社や仕事内容が自分に合えば、上司に相談して正規雇用の試験や面接も受ける事も出来ますので、将来の目標も立てやすいと思います。
コメント
この方は友人の仕事を手伝うことになったので辞めていますが、この年齢になっても期間工から正社員登用の可能性は十分にあります。
仕事内容が自分に合うことを確認した上で正規雇用の試験を受けられるというのが大きなメリットですね。
まとめ
結論、41歳からの工場勤務は十分可能であることがわかりました。しかし、失敗しない為にはいくつかのポイントがありますので確認しておきましょう。
40代からの工場勤務をするポイントをまとめると
- 体力に自信が無い場合は普段の隙間時間を使って運動などして体力づくりをしておく必要がある。
- 期間工での仕事も選択肢に入れる。(正社員登用の可能性あり。登用されなくても工場勤務の経験値になり次につながる。)
- 転職エージェントに登録してプロのアドバイザーに相談しながら転職活動を進める。
工場への転職では必ずしも正社員にこだわる必要はありません。あなたも、色々な選択肢の中から自分の現況にあった転職活動をすることで成功につなげましょう!