「お前みたいない根性なしが転職して環境を変えたところで上手くいくわけない!」と、親に吐き捨てられた。
しかも、親以外の周りの人からも冷ややかな目線を浴びていて、転職したいけど恥ずかしい気持ちで一杯。
転職は確かに恥ずかしいことなのかもしれません。でも、
- その恥ずかしさは、あなたが知っている狭い世界の中だけだとしたら?
- 転職なんて、大きな出来事でなく日常生活の一部くらいに普通だとしたら?
そんな訳ないよと思ったかもしれません。
でも、その常識こそが、実は非常識であることは間切れもない真実なのです。
転職は恥ずかしい。それでも諦めたくないと本気で思っている人が、大きな一歩を踏み出せるよう、転職事情の本当の真実をお伝えします。
注意ポイント
言葉は悪いですが、冷やかしで見てもらうためにこの記事を書いているわけではないので、本気で悩んでいる人以外は、即閉じしてください。
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転職が恥ずかしいと感じるのは当たり前な3つの理由
冒頭でも述べましたが、転職が恥ずかしいなという感情を抱くのはごくごく当たり前のことです。
確かにごくごく当たり前のことなのですが、一つ考えてほしいことは
転職が恥ずかしいという感情があなたの心のなかになぜ生まれてくるのか?
についてです。
考えられる要因として、以下3つのどれかに思い当たるのではないでしょうか。
- 犯罪者を見るような親や兄弟からの痛々しい目線
- 瞬間冷凍してしまいそうな友達からの冷たい目線
- いま働いている職場でのクズ扱い目線
それぞれについて、詳しく見ていきます。
犯罪者を見るような親や兄弟からの痛々しい目線
血がつながっているがゆえに親など家族からの刺すような目線は、かなりきついですよね。
ただ、親世代がこのように思うのはむりもありません。
それは、終身雇用が当たり前の時代であったため、
- いかに有名な企業に就職できるか
- 新卒で入社した会社内で出世できるか
の2点が世間体の評価に大きな影響を与えていました。
昭和の時代を振り返ってみると・・
昔は、奥様同士の井戸端会議で
「A子さんの旦那さん、広告の会社で有名な電〇さんに努めているらしいわよ」
「え~、凄いわね~」
「しかも、部長さんなんだって」
「とても優秀なのね~。うちの旦那も見習ってほしいくらいだわ」
といった会話が日常茶飯事で飛び交っていたのです。
昔(昭和の時代)の常識をあてはめて考えている
終身雇用であれば、極論、仕事ができなくてもしがみついておけば、定年まで会社が面倒を見てくれていました。
そりゃあ、新卒で入社した会社でいかに成り上がっていけるかが常識となっているのであれば、転職なんてもってのほかとなるため、恥ずかしいという考えになりますよね。
この親世代にとっての感覚(常識)を、あなたにもかざしてきていることが原因なのです。
昔と今では状況が180度違う
世間体の評価ポイントとして、いかに有名な企業に就職できるかでした。
昔であれば、それでよかったかもしれません。
- 銀行に入れば安泰!親族に大きな顔ができる!!
みたいな時代だったので、銀行がつぶれたり、業績が悪化するなんて想像する人は全くいないと言っていいほどでした。
でも、今はどうでしょう?
みずほ銀行ほどの大手でさえ下記のような状況です。
都銀や信金など規模が小さくなるにつれて、ますます状況は苦しくなっています。この辺は想像に易しですね。
一例ですが、このように昔と今では状況が180度も違っているのです。
そもそも考え方が違うので、あなたの感覚を信じるのが実は一番正しい
有名企業に入れば一生安泰や社内出世のみが重要であった時代から、終身雇用制度が崩れた現代において同様の考えが一般的な常識ではないことはお分かりいただけるはずです。
重要なことは、
- あなた自身の意見や考えをもっと自信をもつ
ことに限ります。
瞬間冷凍してしまいそうな友達からの冷たい目線
転職しようと思っているんだ。と友達に話すと、
「マジで!?(あっ・・・察し)。お、おう。頑張れよ」
といった感じで、瞬間冷凍してしまいそうな友達からの冷たい目線となることが多いです。
友達がこのような目線になってしまうのにも原因があるのです。
それは、
- 少子高齢化の影響によって、大学全入時代となった(小中高の教育環境が大きく影響)
- 結果、競争を避けることが多くなり、草食化が加速
- 安定志向で生きていきたいという考えを持つ
といった環境で育ったことが大きな影響を与えているからです。
元凶は、ゆとり教育!?
ゆとり教育とは、
無理のない学習環境で子供たちがみずから学び考える力の育成を目指した教育。暗記中心の知識の詰め込み教育や過度の受験競争が,いじめ,不登校,少年非行を誘発しているとの批判をうけ,偏差値重視の教育を廃止してゆとりのある教育に転換し,生きる力を育成しようという趣旨のもと実施された。
です。
めちゃくちゃ勝手な私見ですが、競争を避けてきた部分が元凶となっていると考えています。
競争とは挑戦であり、挑戦とは成長である。
人間も動物も基本的に、競争することで社会は成り立っています。
- 競争とは、一歩先を目指す挑戦の連続です。この挑戦の連続によって人は成長していきます。
しかし、ゆとり教育はこの部分が欠落してしまっているため、変化のない環境を望んでしまう傾向にあるのです。
安定志向がゆとり世代の常識として刷り込まれてしまっていれば、転職という自ら荒波の中に飛び込もうとする人を見たら、(あっ・・・察し)となるのは当然です。
下記は女性向けの内容ですが、主張している要素は性別関係ありませんので、参考記事としてご紹介します。
※なお、間違ってもゆとり教育を否定しているわけでもなんでもなく、結果として、このような歪みをもたらしてしまっていると感じているだけです。
あなたの感覚を信じるのが結局は一番正しい
安定志向が当たり前としてインプットされている中で、色々な事情があろうとも、自ら荒波に飛び出そうとしているあなたは、社会的環境対応力がむしろ高いのです。
自分の常識を破壊して、新たな世界へ飛び出せる人は普通できませんから。
先ほどと結論は一緒になるのですが、だからこそ重要なことは
- あなた自身の意見や考えに対して、もっと自信をもつ
ことに限ります。
いま働いている職場でのクズ扱い目線
転職の話を職場で切り出したら、
いまの仕事もロクにできないくせに、何が転職だ。
もっと一人前として働けるようになってからでないと、社会人として恥ずかしいだけだぞ。
などと抜かしながら、いま働いている職場の従業員がズ扱い目線をしてくる場合です。
これは、
- 働き手が1人減ることで、仕事量が増加することへのいら立ち
- 職場を抜け出そうと勇気を持って行動をとろうとしたあなたへの嫉妬
2つの理由しかありません。
どちらにしても、あなたのことを思ってではなく、自分を擁護するためだけのムナクソ悪い投げかけですね。
何度もですが、あなたの感覚を信じろ!
クソな理由でしかないため、まともに話を受け止めるだけムダな行為となります。
だからこそ、重要なことは
- あなた自身の意見や考えに対して、もっと自信をもつ
ことに限ります。
転職が恥ずかしいと感じるの本当は当たり前ではない!?2つの真実
先ほどの説明の中で、転職が恥ずかしいと感じるのが当たり前でない真実は見え隠れしていましたね。
それは、
- 自分が思っている常識は実は常識でないことが往々にしてありうる
ということでした。
そこで今度は、この真実について
- 箱入り娘的な状況は思考を停止させる
- 外の世界をみるとわかること
の2つで詳しく見ていきます。
箱入り娘的な状況は思考を停止させる
- 犯罪者を見るような親や兄弟からの痛々しい目線
- 瞬間冷凍してしまいそうな友達からの冷たい目線
- いま働いている職場でのクズ扱い目線
のいずれにも共通するのは、常識とはその時代とおかれた環境が大きく影響するということです。
学校の校則は絶対であるものの、学校によって校則の内容が異なるのが良い例です。
絶対的な考えが出来上がってしまうと、それについて疑う余地をなくしてしまうため、もしその考えが世間一般とは大きくかけ離れていたとしても、所属するコミュニティの中では常識となってしまいます。
つまり、いまの状況から脱しない限り、あなたの思考が停止したままで、変わることはありません。
そして、これは転職したいのに恥ずかしいという思いが勝り、結局は泣き寝入りすることを意味します。
この状況から脱するための唯一の方法は、
- あなたの知らない外の世界をみてみることで、これまでの常識が本当に世間一般の常識でるかを考える
ことです。
外の世界をみるとわかること
ITは今後ますます日本だけでなく海外においても主要産業としての比率は高まっていくことは誰も異論ありません。
ということは、時代の流れを考えると、IT系で働く人たちの転職に対する考えを一般常識として捉えるべきです。
そこで、あなたの知らない外の世界をみてみる一例として、IT系のエンジニアが「転職が恥ずかしいと思っているかどうか」について調査した内容をご紹介します。

【参考:日経XTECH】エンジニア転職意識調査(日経BP社)
なんと・・・
恥ずかしくない(いいえ)と答えたのが、97.3%とほぼ全員です。
私もまさかこんなに高いとは思いませんでしたが、これが真実です。
外の世界をみてみないと、絶対わからないことですね。
1歩踏み出す勇気を持つ者のみが新たな世界を手に入れる
外の世界を知り、自分の常識である転職が恥ずかしいという感情は実は非常識だとわかっても、実際に行動をおこさなければ、それは外の世界を知らない状態となんら変わりません。
もちろん、自分の常識と世間一般の常識とにずれがあったとしても、自分の常識が正しいと感じ、「転職は恥ずかしい」の思いが真実だったのであれば、行動を起こさないという選択でも全く問題ありません。
そうでないのであれば、「転職で成功をつかむ」ための行動を起こすべきです。
そこで、行動を起こすまでに必要な
- いまの職場で一生働くのが幸せにつながるか胸に手をあてろ
- 答えがNOなら転職が恥ずかしいは関係ない!本能のままに突き進め
- アドバイスは1つ!外の世界の情報をたくさん持つ者の話をよく聞け
の3つの手順についてご紹介します。
新たな世界を手に入れるための1歩を踏み出しましょう。
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いまの職場で一生働くのが幸せにつながるか胸に手をあてろ
「転職が恥ずかしい」という常識は非常識であることはわかりました。
そこで、転職は恥ずかしいという条件は忘れて、いまの職場で一生働くのが幸せに本当につながるのか胸に手をあてて、本当の気持ちを聞いてみてください。
- いまの状況から脱したい
- 素直に転職したいと思った
- 幸せをつかみたい
- もっと人生を楽しく過ごすための生活を手に入れたい
こんな風に感じたあなたの答えは「NO」を指しています。
答えがNOなら転職が恥ずかしいは関係ない!本能のままに突き進め
答えがNOであるならば、やることはあなたの信じる本能のままに突き進むのみです。
その時に重要となるのが、繰り返しお伝えしてきた
- あなた自身の意見や考えに対して、もっと自信をもった行動
につきます。
大丈夫。1歩踏み出す勇気を持ったあなたらできる。絶対に。
アドバイスは1つ!外の世界の情報をたくさん持つ者の話をよく聞け
そんなあなたにアドバイスできることはたった1つです。
それは、あなたの知らない転職に関する世界を熟知する「リクルートエージェント」を頼って転職活動を行うことです。
- あなたが知らない転職に関する常識の物差しを持っている
- 優秀なエージェントがあなた専属で転職成功まで導いてくれる
- 不安や心配、弱気になったとき、あなたの味方として一緒に戦ってくれる
転職活動も一つの競争です。競争に勝ってこそ、あなたは幸せを掴めます。
そのために必要な準備は、リクルートエージェントが整えてくれるため、あなたを必ずや成功に導いてくれます。
まとめ
偉人と称される進化論を唱えたダーウィンの名言に、
- 強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残る
は、いま置かれている時代や環境にあわせた考えや生き方をできる人が幸せをつかめると説いてます。
「転職が恥ずかしい」あなたが持つ、この常識の殻さえ破れれば、転職は必ず成功できます。
最後に、あなたに以下のエールを贈ります。
転職とは競争です。競争とは挑戦であり、挑戦とは成長です。そして、成長こそがあなたの思い描く夢をつかみとる唯一の武器です。
行動するかしないか、あとはあなた次第です。